弊社が施工した軽井沢南ケ丘パッシブハウスが、パッシブハウスジャパン(PHJ)主催のECO-HOUSE AWARD2019のパッシブハウス部門優秀賞を獲得した。
 「森と鳥と人がいつまでも暮らせる家」をコンセプトに設計されたこの住宅の最大の特徴は、何といっても日本国内屈指と言えるほど超高断熱性能を誇ることだ。

 また設計者でオーナーでもある菊地様ご夫妻がパッシブハウスのメソッドを発信するために「森のカフェ」を併設。訪れた人に気軽に体験していただき、本当の意味での豊かな暮らしを再考する場となっている。

 そもそもパッシブハウスとは、厳しい燃費の基準を乗り越えた家のことで、断熱材や高性能な窓、熱ロスの少ない換気システムなどを駆使して、寒さや暑さをそれほどガマンしなくても快適さを生み出す家のことだ。

 日本の家の温熱環境はヨーロッパの先進国に比べ30年遅れていると言われている。
 そこで立ち上がったのがドイツに留学、フライオットー設立のILにゲスト研究員として滞在、ドイツ・アイルランドの建築事務所にて省エネ施設やパッシブハウスの設計プロジェクトに携わった経験がある森みわ氏だ。
 2009年に帰国した同氏は設計事務所キーアーキテクツを設立。同年8月に完成した鎌倉パッシブハウスが国際パッシブハウスデザインアワードを受賞し、その後日本国内の住環境の改善とパッシブハウスの普及啓発を図るために一般社団法人パッシブハウスジャパンを立ち上げて現在に至っている。

2019/10/31(木) 22:57 清水康弘より PERMALINK COM(0)
堀部安嗣氏が設計し、弊社で施工させて頂きました「南荻窪の家」。
 10/19(土)発売の「新建築住宅特集11月号」に掲載されました。

 意匠と性能が融解する利他的建築は、住まい手のみならず、通りがかりの人まで魅了しています。

 弊社ホームページの施工事例でも紹介しております。
 こちらもぜひご覧ください。

 「意匠美と性能が溶け合った利他的建築」

2019/10/22(火) 22:39 清水康弘より PERMALINK COM(0)
涼を求めて国内屈指の避暑地として歴史を刻んできたはずの軽井沢の別荘でも昨夏の暑さは尋常ではなかったという話を聞いた。

 この際だから断言できるのは、今までの家づくりを踏襲しているだけでは、そこで暮らし、利用する人がもたないのだ。建物の断熱の外皮性能を向上させ、室内の温熱環境を整える技術が必要不可欠となったのではないか。

 軽井沢は、国際的な生活文化の融合や先端をいく人々の交流など、国内ばかりではなく、海外にもつながっているような場所だ。だからこそ、そのような地域で日本の温熱環境のレベル向上を情報発信できるまたとない機会があるはずだ。

 しかしながら、残念なことに著名建築家を始めとした多くのデザイナー達によって意匠性だけを求め、奇を衒っただけの建築が増え続けている。こんな建築は朽ち果てるのも早く、環境に適合した建物とは言い難いものだ。

 「デザインと温熱環境の融合」を実現し、軽井沢から日本の温熱環境技術を向上させていきたい。そのような思いがある建築家や建築事業者の輪が広がることを祈りたい。


2019/10/21(月) 00:43 清水康弘より PERMALINK COM(0)
来襲する前から、危険な台風と報道されていた台風19号。

 進行中の現場については、万全の対策をして通り過ぎるのを待ちました。

 写真は台風が通り過ぎた本日早朝の点検時の写真です。また軽井沢チームも朝から全員出社して現場の点検をしました。

 足場シートを畳んだり、飛来物が無いように片づけを徹底したため、被害を食い止めることができました。

2019/10/12(土) 20:30 清水康弘より PERMALINK COM(0)
平成という一つの時代が終わった。
 新元号が令和に決まり、5月から新たな時代が始まった。
 振り返れば「国の内外、天地とも平和が達成される」という意味を込めた平成は、思いとは程遠く、未曽有、想定外という言葉が冠につく大災害が多発し、受難の時代だった。

 「地球がおかしい。」誰もがそう思っているに違いないが、その原因のひとつと言われている「温暖化」という言葉のイメージからは、それほど性急な課題を突き付けられているような気持ちにはならないのも不思議だ。
 しかし「温暖化」から「熱暑化」「炎暑化」という言葉を用いれば、忽ちこのままでは大変なことになりそうだという危機感が湧いてくるものではないだろうか。

 今こうしている時にも世界各地で干ばつによる飢餓や洪水などの自然災害が頻発しており、ここ数年の国内をみても今まで経験したことのない豪雨、炎暑、台風が連鎖して災害規模を増幅させている。

 運の良さだけで大災害から免れているが、東京は真夏に炎暑・熱暑に見舞われ、容赦なく照りつける強烈な日差しがコンクリートのビルを温め、舗装道路は焦げ付くような熱さになり、夜になっても一向にクールダウンすることのない、まさにヒートアイランドとなる。
 堪りかねて建物内の室温を下げるために一斉に使われるエアコンの室外機からは、50℃を超える熱風が吹き出し、都会の猛暑を増幅させる。

 人が造った都市を人が創った設備で冷やすという不思議な悪循環を生みだしてしまったのだ。

2019/10/11(金) 00:30 清水康弘より PERMALINK COM(0)