与野の建て替えのご相談を受けている方の縁側で素敵な物を見つけました。パチリ
お庭に大きな柿の木があり実を楽しまれているようです。多い時には千個もの実がなるそうです。
いくつか間取りのご提案をさせていただきましたが、その大切な柿の木の下を通って玄関に向かうような設計になりました。今年は70個くらいだったそうですが干し柿が出来上がっていくのが楽しみですね。
柿の木に似合うような家を考えなくては・・・(^^ゞ
2010/12/11(土) 13:40 三牧省吾より PERMALINK COM(0)
稲刈りも終わり、夜の虫の声も涼しげに聞こえてまいりました。夏の暑さもやっと終わりが見えてきました。秋がだんだん深まり木々も紅葉をしていくでしょう。
ここしばらくどんな場所に住むことが良いのだろうと考え続けています。生活の利便性、職場との距離、教育の事、土地の価格や家賃、生まれ育った街だから、親・兄弟の近く、自然や歴史、風土や習慣、好きな街、安全性等々そんなことの組み合わせで住む場所を選択しているのでしょう。
もし、みなさんが土地の価格や家賃、そして仕事場との距離や親兄弟の事を考えなくて良かったとしたらどこに住んでみたいですか?やっぱり今住んでいる場所ですか?それとも全然違う場所でしょうか?家の前が海で後ろは山、きれいな川が流れてお、すぐに海産物や農作物などが手に入る場所、ついでに歴史的にも感じるものがあり、古い街並みや建物などが残っている場所そんな場所が良いかなと考えてしまいます。また、少しくらい不便でも山のそばでアユが獲れるきれいな川が流れており季節の山菜や地域の野菜などがぜいたくに取れる場所。石垣島のきれいな海とゆっくりな時間。北海道の自然の中。便利だけど閑静な住宅街の成城学園。埼玉に生まれ育った私ですが、残念ながらいくら考えても『埼玉のこんなところ住みたい』積極的な理由が思い浮かびません。
ネットリサーチ会社のマクロミルさんが「住んでみたい街ランキング2010」というのをやっていました。関東の人1000人に住んでみたい場所を答えてもらったのが以下の通りでした。 1.吉祥寺 2.横浜 3.自由が丘 4.恵比寿 5.鎌倉 6.品川 7.目黒 8.中目黒 8.二子玉川 10.池袋 11.下北沢 12.中野  13.新宿 14.高円寺 15.三軒茶屋 16.代官山 17.渋谷 18.三鷹 19.京都 20.田園調布となっていました。20位までに東京が 17カ所入っていました。本当はみんな東京に住みたいんだなと驚きました。ではどうして埼玉や千葉に住んでいるのでしょうか。東京に近くて居住費が安いからなのでしょう。
生まれも育ちも埼玉の私は、そう考えたらなんだか悲しくなってきました。
ではどうしたら埼玉が住みたい街になるのでしょう。
吉祥寺が1位の理由は「自然があり、ショッピングや飲食店などが充実している」と「おしゃれ」でありながら「庶民的」だからだそうです。
吉祥寺の自然は井の頭公園のことだと思います。ショッピングや飲食店も人が作った物、庶民的は埼玉はたぶん吉祥寺に負けません。おしゃれとなると今はむずかしいかもしれませんが…。でもやろうと思えばできそうな気がしませんか?今ある公園や街路樹を整備して、国道や交通量の多い道路に沿って20m幅くらいの緑地帯で住宅地を分け、歩道という歩道の電柱を抜いて木を植え花壇を作り、ファミレス、コンビニ、スーパー、ちいさなお店にもたくさん木を植え、住宅も塀をとってガーデニングをし、通りに緑がこぼれたら街中が公園みたいになると思います。そんな街なら自信を持って埼玉に住みたいと言えるのではないでしょうか。
2010/09/21(火) 08:36 三牧省吾より PERMALINK COM(0)
『ニングルの森』読んでみました
倉本 聰さんの童話作品です
北海道十勝岳の奥の奥の原生林に住む小さな小さな先住民のお話です
ニングルと自然、そして人間との関わりのお話です
人間が作ったものをニングルが感心したり、不思議がったり、人間を哀れんだりするのですが
本当になんで私たちはそんななんだろうと思ったり、自然との関わりを忘れてしまった自分を
反省したりしながら読んでいました
世界を長い旅をして帰ってきた水滴を沢に返してあげたり、ダムを登りきり産卵を終えた鮭を大事に葬むったり
とニングルの自然の中での暮らしをどこかうらやましく感じました
ニングルが生き続けていけるような自然をもっと元に戻さないといけないと感じました
2010/03/03(水) 18:51 三牧省吾より PERMALINK COM(0)
今まであまり気にしてこなかった旧暦の事が年々気になりだしてまいりました。
年齢をかさねてということもあるのでしょうが“季節を感じる家づくり”のようなことをお勧めしておりますと自然とそちらに目が向くのかなあと思っております。
夏至、冬至、春分、秋分などは、太陽の関係もあり家の設計を行う際には気にする節季でありましたがそれ以外は朝のニュースで「今日は冬至ですのでゆず湯に入って風邪をひかないようにしましょう」のような感じでただ聞き流しておりました。
冬は、立冬・小雪・大雪・冬至・小寒・大寒です。とてもわかりやすいですね。中国より飛鳥時代に伝わった暦を日本の季節に合わせて作り替えられたそうです。
そして二十四節季を3つに分けたのが七十二候だそうで、これがとても面白いので少し紹介させていただきます。
小寒の候は、芹乃栄(せりすなわりさかう)芹が良く育つ、水泉動(しみずあたたかをふくむ)凍った泉が動きだす、そして、雉始雊(きじはじめてなく)雄雉が鳴き出す。セリが勢いよく育っている様子や雉が鳴いている声など身近に感じることはありませんが、なにか想像するだけでも楽しくなってきます。
大寒の候は、欸冬華(ふきのはなさく)、水沢腹堅(きわみずこおりつめる)鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)です。フキノトウが芽を出したり、沢に氷が張ったり、そして鶏が卵を産み始めたりする季節なのですね。鶏が卵を産まない季節があったなんて知りませんでした。当たり前のことなのですが、生き物の生態も季節に大きく完成しているのですね。
立春の始めの候は春風解凍(はるかぜこおりをとく)です。旧暦では春と共に新しい年が始まります。5日に一度変わる七十二候を一年間追いかけてみようと思います。
2010/01/09(土) 09:35 三牧省吾より PERMALINK COM(0)
みのりの杜の家の小さな本ができました
家について日ごろ考えていること
そして一緒に暮らしを考えたご家族の素敵な暮らしご紹介させていただきました
ぜひ呼んでみてください
36ページと小さな本ですが思いはたくさん入ってます
素敵な暮らしが詰まってます
2009/12/12(土) 18:12 三牧省吾より PERMALINK COM(2)
大地の芸術祭行ってきました
松代の田んぼを久しぶりに見ることができました
空き家の問題、廃校の問題、耕作放棄の問題、限界集落の問題
自分の地域、自分の田んぼや隣の家にアートがあり、有名な作家さんが来てくれ、準備にもたくさんの人たちが訪れ、そしてそれを見にたくさんの人が来てくれる。地元ボランティアの人たちや廃校の卒業生さんの声や気持ちが伝わりました。4回目の開催で9年目ということでとても素敵な芸術祭でした
日帰りでしたので渡邉さんご挨拶に行けませんでした
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2009/09/06(日) 11:12 三牧省吾より PERMALINK COM(1)