5月15日からエコポイント制度が始まりました。
この事業は、地球温暖化対策の推進、経済の活性化および地上デジタル放送対応テレビの普及を図ることを目的としているそうです
対象商品は、
統一省エネラベル☆☆☆☆以上の「エアコン」「冷蔵庫」「地上デジタル放送対応テレビ」等です。
最近、何人かのお客様から以下のような質問がありました。
「建築工房わたなべで対象のエアコンを購入して設置した場合もエコポイントもらえますか?」
意外と知られていないのですが、家電量販店での購入だけでなく、弊社のような工務店で新築時やリフォーム時に対象エアコンを購入された方ももちろん対象となるのです。
エアコンの場合エコポイント数は冷房能力によって決まっています。
冷房能力3.6kw以上の場合…エコポイント9000点
冷房能力2.8kw、2.5kwの場合…エコポイント7000点
冷房能力2.2kw以下の場合…エコポイント6000点
買い替えをしてリサイクルを行う場合…さらに3000点
というようになっています。
詳しくは以下のサイトをご覧ください。
環境省エコポイントの告知はこちら →
エコポイントの活用によるグリーン家電普及促進事業の実施について省エネルギーセンターはこちら →
省エネ製品情報提供エアコンについてはコンセントだけ工務店に頼んで、後は家電屋さんで買えばよい、と簡単に考えているお客様が大変多いと思います。
しかし、エアコン工事は外壁部つまり断熱・気密・防水層を貫通して行われますので、そうした知識の無い家電屋さんによる施工は壁体内結露や気密、防水の観点からも非常に危険です。
さらに、一般的に家電屋さんがエアコンの能力を決める場合、エアコンカタログに記載されている畳数でエアコンを選びます。
しかし弊社のように標準で高気密,高断熱住宅の場合は、カタログ記載の畳数でエアコンを選ぶとオーバースペックとなる場合がほとんどです。
エアコンは畳数ではなく暖房時、冷房時の能力で選ぶ必要があるのです。
ですから、住宅を建てるときにエアコンについては
1)エアコンの能力は住宅会社に相談して必要な能力を教えてもらう。(これを検討できない住宅会社はちょっと…)
2)エアコンは量販店で買って取り付けるにしても、エアコンを取り付ける予定の場所には住宅会社にエアコン用の電源とそのエアコンに合った大きさのスリーブを必ず設置してもらう。
という2点は守ったほうがよいと思います。
こような外壁を貫通する部分の取り合いはとっても重要なのです。