0307 新型コロナウィルスの騒動につきましては、様々な憶測やデマが蔓延しているようです。実際の暮らしにおいてもトイレットペーパーが商品棚から消えたり、またマスクを高値で転売されたり考えられないことが日々起こっています。
 政府による中国・韓国からの入国制限とそれに対する幼稚な対抗措置。このような時に一体何を考えているのか不思議です。
 このような時にネットで心が洗われる記事を見つけました。ペストで混乱した17世紀のミラノを描いた文豪マンゾーニの作品を紹介し、コロナウィルスの蔓延で起こっている現状になぞらえて警鐘を鳴らしているものです。
 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため休校となっているミラノ市内の高校の校長、ドメニコ・スキラーチェさんが、学校のホームページに「生徒への手紙」として掲載したものです。
 「外国人への恐怖、感染源のヒステリックな捜索や、専門家の軽視、デマ、必需品の略奪。これらは小説からではなく、きょうの新聞から出てきたかのようだ」とつづっています。
 そして「冷静さを保ち、集団の妄想にとらわれず、いつもの生活を送ってください。スーパーや薬局に駆込むのはやめましょう。マスクは病気の人のためのものです。17世紀と比べて私たちには現代の医学があり進歩し、正確になりました。社会と人間性という最も大切な財産を守るべく、合理的な考えを持ちましょう」と呼びかけ、デマなどに振り回される風潮に警鐘を鳴らしました。
 新型コロナウイルスの感染拡大で食料品の買い占めなどの混乱は、世界の各地で起きていて、スキラーチェ校長のメッセージは各国のメディアで紹介されると、称賛とともにSNSで広がり、大きな話題となっているようです。
2020/03/07(土) 00:27 清水康弘より PERMALINK COM(0)

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