来襲する前から、危険な台風と報道されていた台風19号。

 進行中の現場については、万全の対策をして通り過ぎるのを待ちました。

 写真は台風が通り過ぎた本日早朝の点検時の写真です。また軽井沢チームも朝から全員出社して現場の点検をしました。

 足場シートを畳んだり、飛来物が無いように片づけを徹底したため、被害を食い止めることができました。

2019/10/13(日) 10:30 清水康弘より PERMALINK COM(0)
平成という一つの時代が終わった。
 新元号が令和に決まり、5月から新たな時代が始まった。
 振り返れば「国の内外、天地とも平和が達成される」という意味を込めた平成は、思いとは程遠く、未曽有、想定外という言葉が冠につく大災害が多発し、受難の時代だった。

 「地球がおかしい。」誰もがそう思っているに違いないが、その原因のひとつと言われている「温暖化」という言葉のイメージからは、それほど性急な課題を突き付けられているような気持ちにはならないのも不思議だ。
 しかし「温暖化」から「熱暑化」「炎暑化」という言葉を用いれば、忽ちこのままでは大変なことになりそうだという危機感が湧いてくるものではないだろうか。

 今こうしている時にも世界各地で干ばつによる飢餓や洪水などの自然災害が頻発しており、ここ数年の国内をみても今まで経験したことのない豪雨、炎暑、台風が連鎖して災害規模を増幅させている。

 運の良さだけで大災害から免れているが、東京は真夏に炎暑・熱暑に見舞われ、容赦なく照りつける強烈な日差しがコンクリートのビルを温め、舗装道路は焦げ付くような熱さになり、夜になっても一向にクールダウンすることのない、まさにヒートアイランドとなる。
 堪りかねて建物内の室温を下げるために一斉に使われるエアコンの室外機からは、50℃を超える熱風が吹き出し、都会の猛暑を増幅させる。

 人が造った都市を人が創った設備で冷やすという不思議な悪循環を生みだしてしまったのだ。

2019/10/11(金) 14:30 清水康弘より PERMALINK COM(0)
あろうことかアルペジオにも誰も居ない時間を見計らったように、早朝や夕方の時間帯をついて飛来し、カラマツの外壁に大きな穴を空けられてしまった。
 すぐに穴を塞がないと、そこに小動物や虫が入り込むことが考えられるので、梯子をかけて穴の修復作業を何度も繰り返すスタッフ。

 有効な対策をいろいろ調べると、

 ①CDや反射するカードなどをぶら下げる
 ②フクロウの置物を設置する
 ③テグス(ナイロン糸)を張る
 ④鳥が嫌がる臭いの薬剤などを散布する
 ⑤ネットを設置する

といった5つの対策が考えられた。

 まず反射物をぶら下げる方法は、都会のカラス・鳩対策で効果が持続しないことが実証済みだ。最近では電動で首が動くフクロウの置物もあるようだが、こちらも持続効果が薄い。天敵の臭いや薬剤の散布は、近隣への配慮から実現性が乏しい。
 いよいよ残る対策はテグスかネットを張ることぐらいしか選択肢はなくなった。

 インターネットで調べ、いろいろな方々に聞いてみると、キツツキは垂直な壁でも脚で木を掴むように摺り足のように移動することが分かった。
 それをヒントにテグスネットを外壁に貼ってみたところ、効果があったので採用することにしたが、期間が経過するとネットを張っていない箇所に穴を空けられ、それを修復してネットを張る範囲を増やすというイタチごっこが暫くの間続いた。そもそも先に居た森の住民はキツツキの方である。自然とうまく付き合い、楽しむことが必要なことはわかるが、ビジネスが絡むとそう簡単には割り切れない。

 昨年暮れ、売れてしまった分譲展示場に代わるアルペジオ2の建築用地を南原地区で買った。
 軽井沢建築社は本気だ。

2019/10/01(火) 13:52 清水康弘より PERMALINK COM(0)
まだ暑さが残るものの、朝夕はすっかり秋めいてきましたね。

 さて、「東京家づくり工務店の会」の新たな取組み、TO-IZ・Rカウンター(優良な中古住宅売買)が、専門家紹介サイト「SUVACO」と連携してセミナーを開催することになりました。
 9月28日(土)に「TO-IZ Rカウンター消費者向け連携セミナー」を開催いたします。

 「東京の中古戸建て住宅に住む ~失敗しないためのポイントをプロから学ぼう!~」

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 なお、東京都既存住宅流通促進事業者として登録された、「東京家づくりの会中古住宅相談窓口グループ」が直接解説します。
 皆様のご参加お申込みを心よりお待ちしております。

 詳細内容・お申し込みは特設ページをご覧ください。
2019/09/17(火) 14:40 清水康弘より PERMALINK COM(0)
一昨日朝方に関東を直撃した台風15号は甚大な被害をもたらしました。
 特に千葉方面では未だに停電が続いています。

 まずは早期の復旧と被害にあわれた方々にお見舞い申し上げます。

 さて、昨日10日は約7年ぶりにリニューアルしたekreaキッチンショールーム及びパーツショールームの完成お披露目会が行われました。

 メディアの方など約100名の方々にご来場いただき、大盛況のうちにお披露目会を終えることができました。

 誠にありがとうございました。

2019/09/11(水) 12:02 清水康弘より PERMALINK COM(0)
分譲展示場「アルペジオ」は、東京のお客様が買って下さった。
 1年数ヶ月の期間、軽井沢進出の拠点となり、地元の不動産会社や一般のお客様に見て頂き、絶大な評価を得たことで新たな拠点展開としての自信が持てるようになった。

 そもそも目指していたことは、建築のデザインと温熱環境の融合だったが、道半ばとは言え、順調に垂直登攀しているように思う。進出して3年経過しないうちに完成実績も5棟になり、現在設計中の案件が4棟、さらに弊社の考え方に共感して下さったお客様も増えつつある。

 特に昨年師走にお引渡しをさせていただいた千ヶ滝の平屋別荘の建て主さんを紹介して下さったのは、大手の設計事務所で重職に就く弊社のOBのお客様だった。いつも弊社を応援してくださり、スタッフ一同心から感謝している。

 さて、ここまで順調に事業が立ち上がっているように思えるが、現地に赴任しているスタッフにしてみれば、都会では体験できない苦労があるものだ。
 それは「或る飛来物」との終わりなき格闘だ。よく言えば「森の大工」とも呼ばれるその飛来物は、樹木や時には建築物の木製の軒天や外壁に穴を空ける。
 一度狙われると対策を講じてもかなりしつこく飛来を繰り返し、狙った場所にカンカンカンと森中に響き渡る音を立てながら尖ったくちばしで穴を空けるその飛来物の正体とはキツツキである。(つづく)

2019/09/10(火) 10:02 清水康弘より PERMALINK COM(0)