・・・と言っても喜べない内容です。
3月10日号の新建ハウジングの誌面に「古い木造住宅の密集度の全国ランキング」という記事がありました。
なんと、10位中大阪市内の区が8つを占めるというものでした。
ちなみに他の2つは東京都内でした。

地元の私も今まで何となく想像はしていたものの、改めて実態を突きつけられた感があります。
やっぱり、そうなんやと・・・。

皆さん覚えていますか?
近いうちに必ず起ると予想される大阪中心部の上町断層帯地震では、97万棟が倒壊し、42,000人の死者が出るという昨年末に発表されたニュース。
大変衝撃的でしたが、古い木造住宅の耐震化が一向に進んでいない現状が、その最もたる要因の様です。
この内陸型地震に備え、自治体による支援や補助も本格的に検討されていますが、私たち専門家も成すべき事に着手していかなければならいのです。

200年住宅のスローガンは、何も新築だけのことではありません。
既存住宅の耐震化が進んでこそ、中古住宅の流通促進、ストック型社会の到来が約束されるのですから・・・。

私も大阪の人間として、この現実に向き合っていきたいと思います。

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2008/03/12(水) 22:06 福田明伸より PERMALINK COM(0)
午前と午後の商談の合間、設計の井上・新と3人して昼食を兼ね、久し振りに海辺の天保山まで向かいました。

天保山は当社から目と鼻の先、車で10分程の距離ですが、ジンベイザメで有名な海遊館、安藤忠雄氏設計のサントリーミュージアム、それを見下ろす大観覧車と、大阪ベイエリア開発の一躍を担ったシンボルです。
今ではUSJの方が有名ですが、まだまだローカルには人気の観光資源です。

一昨日の近畿地方を襲った寒波から一転、今日は最高気温12度のポカポカ陽気。また3連休の最終日ということもあって、周辺は家族連れやバレンンタインデートのカップル達で賑わっていました。

欲張って、その3つの施設を写したつもりですが、携帯カメラでは収まりきれませんでした。左側にチラッとだけ移っている赤い建物が海遊館です(苦笑)。

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2008/02/11(月) 13:46 福田明伸より PERMALINK COM(0)
本日は大阪市内で地鎮祭を執り行いました。

明日は節分祭ということもあって、神主さんも慌ただしい中での祭典です。

午前中の大阪は、雨は降らないという予報だったものの、いつもの様にテント設営は欠かせません。

しかしながら、今回の現場はテントの設営段階からちょっとヒヤヒヤもの。
テントの間口幅が3.550ミリ。
その幅が何とか入るこの敷地(汗)。
奥へ回り込めないので、「四方祓い」もテントの中を行き来したりして・・・。

この敷地に、準耐火構造仕様α-SE構法3階建て+スキップフロアー+らせん階段+吹き抜け+地下室(!!)の要素が盛り込まれているS様邸。
とうとう木造建築の限界に挑戦!?

普段から趣向性に富んだ家づくりをしている我々ですが、今度ばかりは何かと大変そうです(苦笑)。

6月中旬の竣工ですので、完成報告をお待ち下さい!!

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2008/02/02(土) 14:28 福田明伸より PERMALINK COM(2)
6434人が犠牲になったあの阪神大震災から今日で13年を迎えた。

当時私はミュージアムの運営に携わっていたこともあって、阪神間のレジャー産業や観光施設はことごとく窮地に陥ったことが思い出される。
被災にあわれた方々はもちろんの事、あの震災は関西の経済にも長い間暗い影を落としていた。

ただ、今の様に家づくりに携わっていたらどうしていたのだろうか?とも同時に思う。
復興時の建築ラッシュは一種異様な光景だったとも聞いていたから・・・。

いつもの様に、愛犬との朝の散歩だったが、犠牲者を弔う「鎮魂之碑」に、手を合わさずにはいれなかた。
また、「家が人名を奪う」ことだけは、何としても避けなければという想いがこみ上げてきました。

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2008/01/17(木) 16:53 福田明伸より PERMALINK COM(0)
大阪湾に沈む夕日を見ることができました。

今日からの始業なのですが、一日早く昨日事務所に立ち寄っての帰り際です。
海に近いこともあって、真っ赤な夕日が当社の看板越しに見え、何だか嬉しくて思わず携帯カメラでパチリ!
逆光で旨く撮影できていないのが残念(>_<)


生憎、今日の大阪地方の天気は冷たい雨混じりの空模様なのですが、昨日の美しい夕日を見れて、今朝から清清しい2008年の業務開始です!

本年もよろしくお願いいたします。


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2008/01/07(月) 11:41 福田明伸より PERMALINK COM(0)
お盆休みを利用して、妻の帰省に始めて同行しました。
最大の目的で唯一の理由は、私より3歳年上で一回りも体格の大きい義弟の結婚式の立会いでしたが、お盆休みとは言え、会社には迷惑掛けながら、延べ9日間(全くの観光ナシ!)滞在し、のんびりイタリア的庶民生活を満喫!?してきました。

改めて実感したり、色々と初めての体験もあったのですが、トピックスとしては・・・
■例年にない猛暑による滞在中は水不足でずっと断水状態。シャワーも満足に浴びれないのに、乾燥しているせいか案外平気で過ごせる。(日本じゃ有り得ないです:苦笑)

■湿度が低いので、真夏でも風が心地良い(汗がすぐ乾く感じですね・・・)。だからか、ほとんどの車にエアコンが付いてない。(高級車は別ですが:苦笑)

■建物のつくりが石・レンガ・コンクリートなので、内部はひんやりしていて夏場か心地良い(逆に冬は冷えるので、どの家も暖炉がありました)

■民放で日本のアニメ(ドラゴンボールZ、ハイジ等)がやたらと放映されているが、恐らく子供達は日本の(ジャポネーゼ)文化だとは知らずに親しんでいる。

■老若男女、皆やたらと食うわ喋るわ「本能で生きてるな~:笑」っと改めて実感。

■でも結局、意識せずとも「ECO」で「燃費の良い」生活を営んでいる。(我々日本人は忘れかけてない!?)

「石の文化」と「木の文化」からの由来が精神的な違いまで発展するのか、国のカタチや国民の人生感も、家族や個人の在り方まで、見た目以上に大きな違いがあるな・・・と実感した滞在でした(今更:笑)
2007/09/01(土) 13:13 福田明伸より PERMALINK COM(0)