・・・と言っても喜べない内容です。
3月10日号の新建ハウジングの誌面に「古い木造住宅の密集度の全国ランキング」という記事がありました。
なんと、10位中大阪市内の区が8つを占めるというものでした。
ちなみに他の2つは東京都内でした。
地元の私も今まで何となく想像はしていたものの、改めて実態を突きつけられた感があります。
やっぱり、そうなんやと・・・。
皆さん覚えていますか?
近いうちに必ず起ると予想される大阪中心部の上町断層帯地震では、97万棟が倒壊し、42,000人の死者が出るという昨年末に発表されたニュース。
大変衝撃的でしたが、古い木造住宅の耐震化が一向に進んでいない現状が、その最もたる要因の様です。
この内陸型地震に備え、自治体による支援や補助も本格的に検討されていますが、私たち専門家も成すべき事に着手していかなければならいのです。
200年住宅のスローガンは、何も新築だけのことではありません。
既存住宅の耐震化が進んでこそ、中古住宅の流通促進、ストック型社会の到来が約束されるのですから・・・。
私も大阪の人間として、この現実に向き合っていきたいと思います。
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