またまた、犬ネタですみません(汗)。

先日、NHKの「クローズアップ現代」の首題タイトルの特集で少なからずショックを受けました。

現在、日本の家庭で飼われている犬は1300万匹。
数年前までのような、ペットブームが収まった感はあるものの、それは5軒に1軒の割合で飼われていることになるそうです。
また、同時に年間10万匹、1日に300匹近い数が処分されているという事実・・・。

ペット・・・それも犬と人との関係は、これまでにも深い絆や愛情を題材とした感動的なストーリーを皆さんも思い浮かびますよね。
私もそんな逸話やドキュメンタリーに、年柄もなく(苦笑)涙腺を緩める者の一人ですが、いまこの日本で起こっているペットを取り巻く実情は、そんな生易しいものではないということを、この特集番組で改めて思い知らされたのでした・・・。

・年に数回の繁殖を、お母さん犬の体力が続く限り続けるブリーダー(子犬工場)たち。
・そして、ブリーダーの手元で売れ残ったり、飼い主の都合で飼うことを放棄され、処分を待つだけのペットたち。
・それを何とか食い止めようと、懸命な動物愛護団体の活動。
この映像の中には私もお世話になった大阪能勢のARK(Animal Rescue Kansai)の代表者オリバーさんがインタビューを受ける場面もありました・・・あの方の活動は素晴らしいです!!

途中、何度も目を覆いたくなるような残酷な場面もありましたが、想うところあってしっかりと視聴し続けました(泣)。

今年の夏も、こんな犬と人との素敵な物語りが映画化されているようですが、一方で大量に処分される現実の命があることを忘れないで居たいと思いますし、少しでもこの状況が改善されるよう微力ながらARKの活動を支援さて頂きたいと考えています。

是非ペットを飼われている皆さん、家族の一員として、いつまでも『同じ空を見上げて』いてやってくださいね。
ペットを商品として扱うことに、やはり抵抗があるのでした・・・。


※巻頭写真は、映画「HACHI~約束の犬~」ホームページより転写しています
2009/08/18(火) 15:56 福田明伸より PERMALINK COM(0)

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