あれは確か02年・・・随分と昔の話で恐縮です。
JAZZ好きの私は、アマゾンの新譜紹介にあった「ノラ・ジョーンズ」という、当時聞きなれないアーティスト名のアルバム・ジャケットに一目惚れ(照)。
いわゆる「ジャケ買い」ってヤツです。
そして、何と初来日のコンサートで来阪するらしい情報も入手。
その日は仕事も早々に切り上げ、チケットも持たずダメ元で向かった大阪厚生年金会館・・・。
運良く、当日券で滑り込み入場することができました!!
当時、グラミー賞を総ナメにする(03年)前年でしたが、会場には仕事を終えたOLやサラリーマン、老若男女が長蛇の列をなしていました。
期待の大きかったコンサートの内容はと言いますと・・・。
その期待に反して、正直つまらなかったんです。
理由は・・・「まるでコンサート会場でCDを聞いている」みたい。
既に、もう何十回とも聞き込んだデビューアルバム。
生で歌っている彼女の歌唱力は、CDかと聞き間違える程・・・か、完璧です。
しかし・・・全くと言って良いほどアドリブが無い。
ピアノを弾き語る彼女のスタイルでは当然なのかもしれませんが、パフォーマンスも何も無い・・・。
それにMCもほとんど記憶にありません。
大ホールの2階席だった為、小指の先程の大きさでしか見えなかった恨みでも何でもなく、完璧さ故にライブの臨場感や興奮が伝わってこないものでした。
その後、私は彼女のコンサートを観る機会には恵まれていませんが、観る人・見る場所によって大きく評価が分かれるようです。
しかし、お気に入りのアーティストの一人ですので、これからの季節、家でお酒でも飲みながらゆっくり聞きたいですね。(そんな時間に帰れないのが実情ですが:苦笑)
やっぱり、いい家にはいい音楽が似合います。
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