ある設計事務所の所長 ・・・「 5キロ」
不詳わたくし ・・・「10キロ」
親しい材木店の2代目社長 ・・・「20キロ」
この数字、何だと思われますか?
標準体重からオーバーしているメタボ度!?
いえいえ・・・違います(苦笑)。
実はコレ、3人が所有する車のガソリン1リッター当たりの燃費なんです。
・設計事務所の所長が乗るのは、プレミアムなRV車。
・私は、小さな3ドアハッチバック車。
・材木店の2代目社長は、ハイブリッド車。
同じ燃料の量でも、ある車が100キロの距離を走れるのに、ある車は25キロしか走れないということになりますよね・・・。
いくらエコドライブに徹してもその差は歴然としています。
燃費の良し悪しは、そのままCO2排出量の多さに比例してしまう訳です。
一人一人の日常生活が地球温暖化と密接に関係している・・・
そんな実感をヒシヒシと感じる今日ですから、車の移動や家庭から考えるECOは相当重要です。
既に皆さんもご存じかもしれませんが、先日、ホンダがFCXという「燃料電池車」を発表しました。
現状では、水素を供給するインフラに課題は残るものの、官庁や企業へはリース販売しているとのこと。
このクルマ、何が凄いかと言うと、燃料の「水素」と大気中の「酸素」の融合反応で電気をつくる仕組み。
その電気でモーターを回して走り、二酸化炭素などの排出ガスはゼロ。
出すのは「水だけ」という、究極のクリーン性能。
ただ、現在の最大の問題はその「価格」というオチが付きますが、燃料電池を早くも実用化ベースにしたことに、素直に拍手!!
何れは住宅業界における、電気でもガスでもない、「循環型エネルギー」のホープである水素を燃料とする「燃料電池ハウス」の実現もそう遠くは無いようです・・・。
そうそう、私のクーパーも走行距離10万キロを超え、来年には「エコ替え」となるやも知れません・・・。
2008.11.08 AKINOBU FUKUDA
※写真はホンダの燃料電池車の心臓部である「燃料電池スタック」。
http://www.honda.co.jp/FCX/concept/stack/index.htmlより転載しています。
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