ここ最近、40を前にして、自分の中で人生が動きつつあります。
人生の半ばにおいて、こういう時期がやはり訪れるのだと
運命めいた気持ちです。
と、私自身がなぜ建築を志して、なぜ今建築の仕事をしているか?
何に向かっているのか?
仕事の関係で、自分自身を見つめ直す機会を頂いたのです。
そのルーツはここにありました。
以前ブログで掲載した写真。
http://hac.meblog.biz/article/1196701.html これは、戦前(昭和初期)の写真で昨年偶然見つけた写真
なのですが、
この写真の1段目向かって右から二番目が先代である祖父の新一
であることが分かりました。
80年以上経っている写真ですが、うっすらと千住局にて
と書かれているこの写真。
昨年は気づかなかったのですが...
何気なく検索をしていたところ、ヒットしました。
なんと、この写真の一段目左から2番目の御仁...
日本武道館や、お茶の水の聖橋、京都タワーの設計で著名な
逓信建築技師 山田 守氏そっくり...
と、更にヒットしました...
間違いありません。
http://star.ap.teacup.com/architect-yamada/84.html しかも、この千住局、現存しているそうで、あの吉田哲郎氏の
東京中央郵便局よりも古いそうです。
なんと、このHPには先代の名前まで掲載されています。
旧姓が片岡でしたので、( )カッコ書きで書かれています。
建築年代も昭和3年、4年ですから、この写真は、
建築当時の写真に間違いありません。
年からすると、25、6位ですから、学校を卒業して入省したての
ペーペーだったと思われます。
大工の弟子をしながら学費を工面して大学に通っていたそうで、
相当苦労をして逓信省に入ったのだと思います。
上司に吉田哲郎氏、山田守氏と逓信建築の技術を学びとって
行った足跡が初めて明らかになり、これが私の建築をしている
ルーツなのだと分かりました。
人生が建築。
20代、30代には正直ぶれることも多々ありましたが(苦笑)
40にして惑わず。
私の人生は、建築で人のために尽くすことなのだと...
世のために人のため、建築し続けたいと思います...
For the children ~すべては未来の子どもたちのために~
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