建築には二つの意味がある。ひとつはArchitecture、そしてもうひとつはBuilding。
前者は伝統、文化、風景、技術の継承と関係が深く数値化しにくいもの。一方後者は性能を担保することで人命や財産を守り、数値化しやすいもの。
この言葉は2016年に竹林寺納骨堂で建築学会賞を受賞した堀部安嗣さんの言葉です。
その堀部さんが設計した杉並区の住宅を当社で施工し、完成お引渡し前に車座の講義をして頂きました。
参加したのは
つくり手の会の全国の工務店の経営者を中心に20人。遠い方は大分、広島、徳島、大阪、奈良、京都、福井、新潟からも参加。
住宅設計の極意に触れ、本当に有意義な時間を過ごすことができました。
さて当社で、堀部さんの仕事を施工するのは2度目です。つくり込めば込むほど、その場所に留まりたくなるような魅力たっぷりの空間になります。
堀部さんの仕事をするきっかけは、長年当社で取り組んできた温熱環境です。
真のArchitectureとBuildingの融合がきっかけになりました。