本日、富士市立岩松中学校で中学一年生を対象に話をしてきました。

学校からの依頼は『職業講話』です。

身近な職業に関心を持ち、その職業の内容を理解すること、自分の将来の展望に役立てることを目的にしているそうです。

私のほかに、地元富士ニュースの記者、介護福祉士、パティシエ、獣医、機械器具販売会社、JAの方合計7名がいろいろな部屋で講話をしました。

第一回講話が13:30から14:00まで、生徒が移動して第二回講話を14:30から15:00まで行いました。

生徒に聞いたところ、7箇所の内、希望のところ2箇所で話を聞くようになっていたようです。

私は当然工務店の仕事の話をしました。

最初、「工務店ってどんな仕事をしているか知っていますか?」と聞いたところ約40人の生徒がいたのですが、残念ながら工務店の仕事を知っている生徒は一人もいませんでした。

こうして2回話をして、質疑応答の時間に2回とも聞かれたこと…

「年収はいくらくらいですか?」

どう答えればよいか、答えにちょっと困りました。

それより困った質問がありました。

「今の建築の仕事をしていなかったら、どんな仕事をしたいですか?」

「今の仕事をやめようと思ったことはありませんか?」

うーむ!?

二つとも今まで一度も考えたことがありませんでした。

ちょっと考えて、「今の仕事をやめようと思ったことはありません。違う仕事も考えたことはありませんが、建築以外の仕事をするとしても、何かものづくりに関わる仕事をしたいと思います。」と答えるのがやっとでした。

後日、生徒の感想文を送っていただけるそうです。

私のつたない話を理解してもらえたか?楽しみに待ちたいと思います。

講話が終わって事務所への帰り道…

好きな仕事に出会え、好きな仕事を続けていられることにとても感謝しました。

少しでも生徒の役に立てば…と思い、お受けした『職業講話』だったのに、結局は自分が気づかされ、そして勉強になった一日でした。
2009/02/12(木) 17:47 渡邉泰敏より PERMALINK COM(1)

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ためになるお話ですね、感心しました。
参考にさせていただきます。
笹団子マニア 2009/02/12(木) 19:32 EDIT DEL

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