つくり手の会 家づくりブログ「失敗しない・後悔しない家づくりのために」
・・・14人の住宅作家と建築屋が本音で語る家づくり・・・
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映画の中の犬
この夏は、ひたすらイヌ映画に浸った日々でした(苦笑)。
ちょうど公開されたばかりのリチャード・ギア主演の「HACHI~約束の犬」。
新たなディズニーのキュートなキャラクター「ボルト」。
この2本は早々に劇場で鑑賞し、大人げなく一人涙しました(苦笑)。
そして極めつけは、たまたまアマゾンで見つけてしまった・・・2000年公開の少し古い作品。
『MY DOG SKIP』という映画(DVD)です!!
少年と犬との日常を描いた実話を基にしたヒューマン・ストーリーなんですが・・・これがもう(泣)。
父役に「ケビン・ベーコン」、母役に「ダイアン・レイン」が脇役を固めるという豪華キャスティングが話題になり、ご存じの方も居られるかもしれませんね~。
でも何と言っても、この映画の主役は子役(フランキー・ムニッズ)と、犬(ジャックラッセル・テリア)なんです!!
『おんなじ気持ちで笑っていた。おんなじ気持ちで泣いていた。おんなじひとりぼっちがふたり』
『ウィリー・モリスのベストセラー自伝小説をもとにした少年と犬のハートウォーミング・ストーリー』
それは、戦時中のミシシッピーの片田舎で繰り広げられます。
まさに「ノーマン・ロックウェル」が描く絵を実写にしたような、何とも言えないノスタルジー感が漂う古き良きアメリカ。
それだけで十分絵になりますよね・・・。
「孤独な少年が一匹の犬との友情を通して成長していく姿を、温かなタッチで描いた自伝ドラマ」
ホント一言で言えばそれだけですし、涙を誘おうなんて言うベタな演出も一切ありません・・・。
でも・・・でも・・・何なのでしょうか!?
この、観終えた後のジ~んとくる清々しさは!?
「犬を好きで良かったな~」と、しみじみ思える素敵な映画です・・・。
(猫好きの方、申し訳ありません)
ちなみにDVDは英語字幕と日本語吹き替えを切り替えて鑑賞できますので、お子さんと一緒にご家族での鑑賞を特にオススメします。
その他、事務所に来社の折には、「キッズコーナー」で鑑賞できますよ(笑)。
ちなみに、今私はこのウィリー・モリスの原作本を読んで、またまた感動に浸っている最中です・・・。
もういい加減、バカですね~(苦笑)。
2009/09/12(土)
19:45
福田明伸より
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わが目を疑え
私の職歴柄、この種のイベントにはやはり興味をそそりますね~。
展覧会最初の先週土日は、ニュースで紹介されていたこともあって、相当の人だかりができた様ですが、幸い私は水曜日がお休み(笑)。
昨日は日中も30度以上の残暑日でしたので、HATでの夕涼みがてらこの「だまし絵」展を観てきました!!
会場は、あの安藤忠雄氏による設計で有名な「兵庫県立美術館」。
会期は先月の8/26から開催されたばかりで、11/3までの結構な長期間の開催です。
う~ん、相当の集客人数を見込んでいる筈。
・・・と要らぬ詮索から始まり、入館したのが閉館2時間前の16時過ぎ。
安藤建築の迷路のような進路を進み、やっとのことで入り口に到着(汗)。
まず最初から度肝を抜かれます!!
アルチンボルドの傑作中の傑作と言われている「ルドルフ2世」。
今回のチラシのメインビジュアルに用いられている絵ですが、なんとこれが日本初公開!!
私も美術館経営に携わっていた時代、書物で観て何度となく感動したことか・・・。
この絵が作成されたのが1590年!!
一つの絵の中に別の物が見えるこのような手法を「ダブルイメージ」といいますが、まずはこのだまし絵の古典から始まります。
次に、「トロンプルイユ(フランス語で~目だまし~という意味)」の作品群が並ぶコーナーへ。
初期のトロンプルイユと、アメリカで花開いた時代の作品の数々・・・。
如何に古人が「だまし絵」の技法を洗練させていったのかがよく分かります。
その次に、江戸時代にその影響を受けた「日本のだまし絵」の数々を紹介。
江戸後期に活躍した浮世絵師・歌川国芳の」人物でできた顔の絵」があまりにも有名ですが、他国に負けず劣らずとてもユーモアのセンスを感じます。
そして、20世紀にこれらの手法の影響を受けた巨匠の作品の数々。
「マグリット」や「ダリ」、「エッシャー」までも原画が並びます。
ここまでの構成だと、だまし絵展ということを忘れて、すっかり巨匠たちの回顧展かと「錯覚」してきました(笑)。
最後に極めつけは「現代美術作家」の作品群の数々です。
ここでは、「ねたバレ」になるので、詳しく説明することは避けますが、国内外の優れた作家の造形作品がインスタレーション(立体展示)されています。
ここは、感動ものの作品が多々あり、且つ必見のクライマックスです!!
随分とこの手の作品は鑑賞してきましたが、この展覧会は正に『別格』です!!
難しい理屈は抜きにして、小さなお子さんから大人まで、とても楽しめる(静的)エンターテイメントな展示となっています。
二度と実現し得ない(・・・と私は思います)この豪華企画、是非この機会にご鑑賞(ご体験)してみてください。
ちなみに「わが目を疑え」はこの展覧会のキャッチですが、今の世相に対する問いかけかも知れませんね・・・・。
2009/09/08(火)
14:56
福田明伸より
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MY FARM
まだ日中は真夏日となるような暑い平日の午後、らしからぬ格好で畑作業をしている女性を見掛けてふと立ち止まってしまいました。
先日、守口市内で設計中のお客さまの敷地に立ち寄ったところ時のことでした。
んっ!?、看板には「初心者向け管理人付体験農園」というサブタイトル・・・。
その下には、管理人さんらしき方の名前と連絡先が記されています。
その違和感は、「MY FARM」と名付けられた広大な貸し農園の・・・休憩所だったんです。
こんな広い土地だと何組の貸しスペースがなるのかな・・・なんて考えながら、改めて菜園や農業が見直されている実情を垣間見たのでした。
最近では、公的の市民農園は空きが無く、民間の賃貸菜園も予約待の状況とのこと。
この守口にある「初心者向け管理人付体験農園」も、土日になると、収穫した作物をどっさり車に詰め込んだ、家族連れやカップルで賑わうんだそうです・・・。
実は、私の自宅の敷地内にも菜園というのか農園があります(笑)。
観葉植物などのが植わった「庭」ではなく、あくまでも「農園」なんですね~。
ミニトマトやキュウリに始まり、ブラックベリーにラズベリー、柿やプラムやいちじく等の果実類が植わっています。
何と、南国のキウイまで育てています。
ちなみに、何を植えるかは全て妻の選択と権限です・・・はい。
えっ!?収穫の出来ですか(笑)。
ベリー系はジャムになり、うちのワン子(JJ)のおやつになったり・・・とその程度。
桃栗3年・・・柿8年とも言いますが、柿はもちろんのこと、その他の果実も未だ未収穫です(苦笑)。
まあ、キウイが食べられるとは思っていませんが、「自家製」は想像以上に大変ですね(汗)。
でも、いつかはフクダ家の自家製オール・スローフード実現を夢見て頑張ります!!
2009/09/03(木)
15:13
福田明伸より
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ペットは泣いている
またまた、犬ネタですみません(汗)。
先日、NHKの「クローズアップ現代」の首題タイトルの特集で少なからずショックを受けました。
現在、日本の家庭で飼われている犬は1300万匹。
数年前までのような、ペットブームが収まった感はあるものの、それは5軒に1軒の割合で飼われていることになるそうです。
また、同時に年間10万匹、1日に300匹近い数が処分されているという事実・・・。
ペット・・・それも犬と人との関係は、これまでにも深い絆や愛情を題材とした感動的なストーリーを皆さんも思い浮かびますよね。
私もそんな逸話やドキュメンタリーに、年柄もなく(苦笑)涙腺を緩める者の一人ですが、いまこの日本で起こっているペットを取り巻く実情は、そんな生易しいものではないということを、この特集番組で改めて思い知らされたのでした・・・。
・年に数回の繁殖を、お母さん犬の体力が続く限り続けるブリーダー(子犬工場)たち。
・そして、ブリーダーの手元で売れ残ったり、飼い主の都合で飼うことを放棄され、処分を待つだけのペットたち。
・それを何とか食い止めようと、懸命な動物愛護団体の活動。
この映像の中には私もお世話になった大阪能勢のARK(Animal Rescue Kansai)の代表者オリバーさんがインタビューを受ける場面もありました・・・あの方の活動は素晴らしいです!!
途中、何度も目を覆いたくなるような残酷な場面もありましたが、想うところあってしっかりと視聴し続けました(泣)。
今年の夏も、こんな犬と人との素敵な物語りが映画化されているようですが、一方で大量に処分される現実の命があることを忘れないで居たいと思いますし、少しでもこの状況が改善されるよう微力ながらARKの活動を支援さて頂きたいと考えています。
是非ペットを飼われている皆さん、家族の一員として、いつまでも『同じ空を見上げて』いてやってくださいね。
ペットを商品として扱うことに、やはり抵抗があるのでした・・・。
※巻頭写真は、映画「HACHI~約束の犬~」ホームページより転写しています
2009/08/18(火)
15:56
福田明伸より
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知らないと損します!?
一昨日(4/6付)の新聞によると、政府与党が追加景気対策の方針を打ち出しました。
家づくりをお考えの皆さんには、直結するビッグニュース!?なので、既にご存じかも知れませんね・・・。
ただ、昨今の麻生内閣下の経済政策としては、特筆すべきものだと言えますので、改めてお知らせしたいと思います(笑)。
さて、今回の政府与党の方針を整理しますと、以下のポイントが挙げられます。
1) ローン借入金額を本体の90%から100%に引き上げる
→頭金がなくても家を買えるようになる(但し、諸経費は必要になります)
→「フラット35」「フラット35 S」の両方に適用(但し、2011年度末までの時限措置)
2) 既に適用されている金利優遇「-0.3%」の適用を、現行の10年から20年間に延長する
→「フラット35 S」のみ適用
→本年4/1受付分から「10年間」に延長されたばかりですが、さらに延長!!
3)融資戸数を7割増の19万戸に増やす(18年度の実績は11万戸)
→TVCMやキャンペーンなどが目立つんでしょうね・・・
・・・ざっとこんな感じです。
俗に言う「フラット35」は、保証料が不要で、最長35年の長期固定金利住宅ローンが適用されることが特徴です。
その中でも、一定の条件を満たす優良住宅においては、優良住宅支援制度としてさらに「-0.3%」の金利優遇が適用され、「フラット35 S」という名称で扱われています。
尚、ここで言う優良住宅とは、長期優良住宅とは異なるものですので、ご注意ください(汗)。
特筆すべきポイントは、やはり「フラット35 S」の金利優遇期間が大幅に拡大されるのと、ローンの頭金が不要になるのが大きなポイントです。
また、保証料不要のこのフラット35以外にも、一般の金融機関に対して保証料率の引き下げ施策が盛り込まれているようなので、今後の詳細方針の追加発表を待ちたいと思います。
また、ある一定条件を満たした場合に適用される「フラット35 S」の要件は以下の通りです。
・省エネルギー性に優れた住宅
・耐震性に優れた住宅
・バリアフリー性に優れた住宅
・耐久性・可変性に優れた住宅
当社の場合、標準仕様で上記「耐震性に優れた住宅」に該当する為、特に仕様の見直しを行うことなく、この「フラット35 S」の優遇金利が適用できるという訳です。
また、あまり一般的には知られていませんが、『土地と建物の住宅ローン』を2段階に分けて融資を受ける場合でも、この「フラット35 S」を利用できますので、土地からの家づくりをお考えの皆さまにも朗報です!!
やはり、未曾有の経済不況下においても、国は住宅関連需要からの景気回復政策を考えているようです。
2009.04.08 AKINOBU FUKUDA
※【フラット35】民間金融機関と住宅金融支援機構が提携する、最長35年長期固定金利住宅ローン
2009/04/09(木)
08:31
福田明伸より
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ブロガー!?イベント
先日、NHKのブロガーイベントに参加してきました。
それも東京渋谷のNHK放送センターに・・・(汗)。
きっかけは、私のブログ(09/01/17付)で、NHK英語講座「リトル・チャロ」を欠かさず見てます・・・と書いたことがきっかけだったようで、何と30名の枠に選ばれました。
金曜の夜の19時スタート、21時過ぎ終了という、地方から参加が想定されていない時間帯のイベントでしたが、年甲斐もなく、行きは新幹線、帰りは夜行バスという強行手段とスケジュール、それも周りの反対を押し切って、行ってきちゃいました(苦笑)。
まずは、最終2話(49話と50話)を全員が試写室で鑑賞・・・。
特にクライマックスとなる、チャロと翔太のお父さんが再開するこの49話では感激で涙が止まりません(泣)。
周囲の人もすすり泣く声が聞こえてきます・・・。
引き続き、映画で言うところのエンドロール的な内容の最終話50話を鑑賞。
日本に帰ったチャロと翔太が、満開のサクラを眺めながら、ニューヨークでの素敵な仲間達がチャロの帰国ニュースを喜ぶ様子でやっと私も笑顔に(笑)。
あっと言う間に、感激と感謝の拍手で試写会は終了。
そして、リトルチャロの生みの親であるNHKエデュケーショナル長野プロデューサーから、リトルチャロの企画が生まれた経緯や裏話などをお話ししていただきました。
その後、懇親会の為に場所を変え、出演者の一人であるマイケルの登場を待ちながら、再度長野プロデューサーから製作スタッフの面々をご紹介いただきました。
マイケルのミニライブ、クイズとプレゼント、質問コーナーなど、あっと言う間の私にとってはとても楽しい2時間強でした(苦笑)。
テレビ・ラジオ・インターネット・携帯サイト、そしてDVD・CD・テキスト本という、現在考え得る全てのクロスメディア活用したことでも話題になりました。
このリトルチャロ、今月で最終回ですが、4月からは丸々1年分の再放送が決定してるとのこと。
見逃した皆さん、是非触れてみてください!!
私はDVDを買い揃えます(笑)。
いえいえ、アニメ英会話番組ですが大人の鑑賞にも十分耐えうる内容ですよ。
Find your way home to love?
あなたは誰のために生きていますか?
そうなんです、ストーリーに惹き込まれて、英語どころじゃ無くなるので要注意です(笑)。
2009.03.14 AKINOBU FUKUDA
2009/03/19(木)
17:03
福田明伸より
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